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商いの原点

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今日は会社であった私にとって強烈な出来事を書きたいと思います。

当社は4月から年度が新しくなります。
今日、幹部社員と4月からの会社の休日について議論がありました。
新年度約6年ぶりに慰安会を企画しており、その日を20-21日に設定していました。
ある幹部社員から、20日は重要得意先の集金日でありかつそのほかお得意先の入金が多くある日です。加えて20〆で当月の売り上げの締め切り日でもあります。
このような会社にとってもっとも重要な平日を社休日として、慰安会を実行するのは、如何なものか?との意見があり、私はすでにそのことを承諾して旅行会社の予約やらが進んでおりました。
社長として、会社の重要な、商いをする上で最も大切な日に、たとえ集金の日を遅らせる事が出来ても、あとは振込みだからいいや・・といった安直な考えでいいのだろうか?もし、そのことがお客様の耳に入ったとしたら・・どう思われるだろうか?と考えました。
本来ならば一軒一軒集金に回るべき重大な日であることをおざなりにしていて、経営が成り立つはずもありません。
慰安会も会社の行事としては、普段の仕事同様に大切な行事である事に変わりはありませんが、それが出来るのも、お客様からお金を頂いてこそ、であります。
メールやインターネットバンキングなどの通信インフラが発達して、本当に大切なものは何なのか?「商いの原点」を見失うところだったと、深く反省した次第です。

今回の出来事もそうですが、経営とは、当たり前のことを当たり前に、正しく行うことであると改めて気づかされました。
by awazanak520 | 2007-03-08 23:29 | 仕事/会社のこと
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