ORIGINAL HEIDELBERG CYLINDER

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今日は当社に現役で活躍する最も古くて秀れたマシンを紹介します。
この機械は、現在世界NO.1の印刷機メーカーであるHEIDELBERG(ハイデルベルグ)社が印刷機械を改良して作った、シリンダー型の打抜き機です。
写真のプレートにはORIGINAL HEIDELBERG CYLINDER(オリジナル ハイデルベルグ シリンダー)と書かれている通り、ハイデルベルグ社が独自の技術で作ったシリンダー方式の打ち抜き機であることを示しています。
従来又は現存する打抜き機は、上・下のプレス方式で行なわれているものが大半であるのに対し、この機械はシリンダー(回転)方式でプレスを行ないます。
そして元来印刷機であった特徴から、特に薄い紙を打抜くのに適しています。
1960年頃に主に製造販売され、1980年頃まではこの機械でしか小さい紙サイズの薄い紙を自動で打抜く事は殆んど出来なかったようです。
生産中止から約30年経った現在でも重宝がられ、中古市場でも人気があります。
また、ドイツ製で非常に堅牢であり、当社は昭和35年(1960)頃に日本国内でもいち早く購入しており、その後昭和46年(1971)頃に入れ替えをしていますが、今だに現役で稼働しています。(2台保有)
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車もそうですが、このハイデルベルグ社もドイツに本社があり、世界の印刷業界をリードする立場にあります。
今、世の中は女性の時代といわれていますが、このハイデルベルグ社でも印刷業界で活躍する女性にスポットを当ててレディースフォーラムという活動を行なったり、ユニクロとタイアップして新しい印刷の付加価値創造を試みるなど、先進的な活動をしています。

当社の通称“ハイデル機”も昨今は新しい技術の進歩・発展により国産機でよりよいものが開発されており、打抜き機としての使命は終焉を迎えている状況です。

ただ、世界的に打抜き機としてベストセラーになった機械であることは変わりない事実です。
その為、現在は中古機械を取り扱うブローカーなどからしか入手は出来ません。
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当社は県内において(おそらく北陸地域においても)唯一のハイデルベルグ社公認ディ-ラー登録の機械を持つ数少ない企業であり、メーカーから正規部品による故障修理を行なってもらっています。

先代が残してくれた遺産の一つは、当社の技術と信頼になって約半世紀に渡り受け継がれています。


北陸 石川県にある紙器・パッケージのデザイン・製造はイトウ紙工へ


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by awazanak520 | 2007-04-23 22:12 | 仕事/会社のこと
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