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平成20年度経営計画発表会

2008年4月5日新年度を迎えるにあたり、恒例となったイトウ紙工平成20年度経営計画発表会が行われました。
君が代斉唱、社訓・経営ビジョン・経営理念唱和そして役員幹部社員辞令交付と続き、社員の方の投票をもとに平成19年度MVP社員の発表を行いました。
基調講演は昨年同様(株)サクセスブレーン代表取締役社長 岩木氏による約1時間の講演。

世界で最も優秀で有名な経営者の一人であるGEの元CEOジャック・ウェルチの話がメインでありました。
ジャック・ウェルチ氏はCEO在籍中の21年間でGEの売り上げを5倍、純利益を8倍にし株式時価総額を世界一にした、20世紀で最も優れた経営者であるが、そのジャック・ウェルチ氏が最も経営者としてつらい決断で、最大の業績向上の因となった出来事が、約40万人いた社員を4つのグループに分けて下したことであった。

A:会社の方針(経営者の考え)に賛同するx行動力(能力)のあるグループ
B:会社の方針(経営者の考え)に賛同しないx行動力(能力)のあるグループ
C:会社の方針(経営者の考え)に賛同するx行動力(能力)のないグループ
D:会社の方針(経営者の考え)に賛同しないx行動力(能力)のないグループ
に分けてあるメッセージを伝えた

Aグループ(10%:4万人)には、これからも会社に残って頑張って欲しい、何かあれば直接に私にいつでも相談して欲しいと言った
Cグループ(10%:4万人)には、すまないと謝り、君達が行動を起こせないのは組織の問題があるからであり、行動を起こせる部署に移動を促した
Bグループ(20%:8万人)には、君達は行動力があり能力も高いので他の会社に行っても充分にやっていけるだろうと言い、即刻解雇したという
Dグループ(60%:24万人)には、君達は会社にとって毒にも薬にもならない、従ってボチボチ辞めてもらって結構といい、約1割の社員が辞めたという
従ってこの時、40万人いた社員のうち約10万人が解雇となったという
このことにより、会社組織がスリム化・活性化されて高業績企業に変わっていったという

個人の行動力や能力より会社の方針(経営者の考え)に従う組織体の重要性を学ばせて頂きました

平成20年度経営計画発表会_c0111454_11422568.jpg

最後には(株)パークウェーブの塩山専務様より講評と共に、講和を頂きました。

今年も宜しくお願いします!


北陸 石川県にある紙器・パッケージのデザイン・製造はイトウ紙工へ
by awazanak520 | 2008-04-06 21:01 | 仕事/会社のこと
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